子どもたちの国語力を高めるために

12月25日、名古屋国際会議場にて名古屋市教育委員会主催の教育シンポ
ジウム第3回がありました。


今回のテーマは「子どもたちの国語力を高めるために」であり、授業と
して古典や小説を積極的に取り上げたり、漢字の読み書き推進、図書館
の利用などが提言されていました。

会場参加者からの意見聴取のコーナーがあり、小生は最初に挙手し下記
の発言をしてきました。

「国語力とは何か。自由民主主義の根幹は権利の主張であり、先ずその
ための国語力であると述べたい。福祉も、印鑑持参で役所に出かけ申請
しなければ誰も何もしてくれません。要するに権利の主張です。

国連子どもの権利条約が18才未満すべての青少年に意見表明権を保障
しているのは、すべての児童生徒は学校運営について校長に異議申し立
てをする権利を行使させるためです。

なぜなら、児童生徒はまともな正しい教育を受ける権利の主体であり、
自分の国語力を駆使して論理的に主張できなければなりません。

ところが、小中高と12年間教育を受けた結果の大学生について、来日外
国人は『日本の大学生の精神年齢は10歳の小学生だ』と驚愕しています。

立花隆東大客員教授は『東大生は驚くほど無知であり、驚くほど幼稚で
あることが判った』と著書で公表しました。また、ご当地名古屋大学学
長は入学式に際し『諸君の内面に巣食っているであろうその幼稚性を清
算せよ』と檄を飛ばした。

国語力を高めるどころか、国の将来を担うべき青年たちの幼稚化現象は
極めて深刻であります。

国語力を高めるためには、教師は児童生徒の要望・主張を聞き出すこと
から始めてください。是々非々を生徒の目線で対等に対話し、深く広く
考えさせることが基本です。

ついでに付け加えます。学校は児童生徒に『権利を主張するばかりでな
く、義務を果たせ』と日頃言うが、児童生徒が学校に行って勉強するこ
とは義務でも仕事でもありません。また、憲法違反・人権侵害だらけの
今のような校則を守らなければならないなどという義務は微塵もありま
せん!」

会場の500人程の参加者のほとんどは教員で、十数人の発言の後、最後に
再び発言を強く求めましたが、2回目、時間切れということで拒否され
ました。小生は次のように発言するつもりでした。

「自由民主主義の根幹は権利の主張であると最初に言いましたが、もう
一つ、日本という世界に冠たる法治国家における学校での国語力教育と
は、基本は法律の周知と理解・遵守です。

表現の自由や基本的人権を保障した憲法、体罰を禁止した学校教育法、
16才で原付き免許取得できる道路交通法、遊ぶ権利・意見表明権を保
障した国連子どもの権利条約、人を呼び捨てにしないという道徳など、
社会の規範を教えてください。

学校は、児童生徒に対して校則などの規範意識を高めることを強調する
が、きちんと国の憲法・法律を児童生徒に教えてください!」

子どもの感性を育む会 代表 (投稿)



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